ゲイ・ストラサーン
ブリガム・ヤング大学古代聖典学准教授
イエスの母マリヤは,
聖典に登場する数少ない女性の一人であり,その生涯と務めが誕生の数世紀前から預言されていた,ただ一人の女性です
(
1ニーファイ11:15,18;
モーサヤ3:8;
アルマ7:10参照)。
キリストはただ御一方でしたから,マリヤも一人だけです。〔前世では〕
どちらも高貴で偉大な存在であり,
どちらも,自分が行うことになる務めに予任されていました。
彼女はためらうことなく自分の思いを神の御心に従わせました。
マリヤはイエスの最初の弟子になりました。
したがってマリヤは,主に従うことを選ぶすべての人の模範なのです。
考古学によると,紀元1世紀のナザレは,都市というよりは村であって,町ですらなく,推定人口は400人から500人ほどだったようです。
わずかな例外を除けば,ガリラヤ一帯の住民の多くは,自作農や家畜の世話,漁業,土地を耕すなどして働き,家族の食事を食卓に並べて税金を払うのが精いっぱいといった,苦しい生活をしていました。
ルカによる福音書では,マリヤの物語は天使ガブリエルの訪れから始まります。
ガブリエルは,
神殿でザカリヤに現れた天使と同じ天使です(ルカ1:11,19,26 参照)。
ガブリエルが現れたとき,
マリヤは若い女性で,ヨセフのいいなずけでした(ルカ1:27 参照)。
言い換えれば,ガブリエルはマリヤに,これから産む息子は神の御子であり,約束されたメシヤであると告げたのです。
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思いに ふける時
新たな 発見や 安らぎを授かる でしょう
「主の御業なのです。わたしたちは主の用向きをもって働くときには,主の助けを受ける特権があります。
主から召される人は,主によって適格な者とされることを忘れないでください。」
わたしたちの課題は,自分の思いを神の御心に従わせる信仰を持つことと,神に仕えるときに神の御霊がわたしたちを大いなる者にするという信仰をもって神の召しを受け入れることです。
2024/1/23 20:17:49
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