束(ヨセフの見た夢)
ヨセフとその兄弟たちが畑で束を束ねていた。
すると突然、ヨセフの束が立ち上がり、兄弟たちの束はヨセフの束に向かってお辞儀をした。
解き明かし
…
これはヨセフが後に宰相となって、兄弟たちが皆ヨセフにひざまずくことになるということを預言している。
太陽と月と11の星(ヨセフの見た夢)
ヨセフと太陽と月と11の星があった。
すると、太陽と月と11の星がヨセフに向かってひれ伏した。
解き明かし
…
太陽というのは父、月というのは母、11の星というのは兄弟たちのこと。
束の夢と同じでヨセフの後のことを預言している。
ぶどうの木(献酌官長の見た夢)
献酌官長の前に1本のぶどうの木があり、その木には3本のつるがあった。そのつるが芽を出すと、すぐに花が咲き、ぶどうの実がなった。献酌官長がそのぶどうを摘み、ファラオの杯の中に搾って入れ、その杯をファラオに渡した。
解き明かし…3本のつるというのは3日のこと。3日後、ファラオは献酌官長を元の地位に戻し、以前のようにファラオに杯を渡すことを許されるということを預言している。
3つの枝網のかご(調理官長の見た夢)
調理官長の頭の上に枝網のかごが3つあった。
すると、鳥がやってきて、一番上のかごの中に入ってあるファラオのための食事を食べてしまった。
解き明かし
…3つのかごというのは3日のこと。
3日後、ファラオは調理官長を木につるして殺し、鳥が死体に群がるということを預言している。
7頭の雌牛(ファラオの見た夢)
ファラオがナイル川の岸に立っていると、ナイル川から肉づきがよくてつやのある雌牛が7頭上がってきて、葦の中で草を食べていた。
すると、そのあとに弱々しくやせ細って非常に醜い雌牛が7頭上がってきて、最初に上がった肥えた雌牛7頭を食べてしまった。
しかも、醜い牛は肥えた牛を食べたにもかかわらず、何も変わっていなかった。
解き明かし
…
7頭というのは7年、肥えた雌牛というのは豊作、醜い雌牛というのは飢饉のこと。
ファラオがこの夢を見てすぐに、7年間の大豊作が訪れ、その後7年間の大飢饉が起こるということを預言している。
7つの穂(ファラオの見た夢)
1本の茎にとても豊かに実っている穂が7つあった。
すると、東風に焼け、しなびた穂が7つ出てきて、豊かな穂をのみこんでしまった。
解き明かし
…
7つというのは7年、豊かな穂というのは豊作、しなびた穂というのは飢饉のこと。7頭の雌牛の夢と同じで7年間の大豊作と大飢饉を預言している。
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